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研究関連

玉岡研究室の学生たちによる研究成果が発表されました

日本大学文理学部物理学科の玉岡幸太郎研究室の学生を中心とした研究グループ(石山由隆(現 相関理化学専攻修士1年)、小島陸(現 大阪大学RCNP)、松井翔(現 文理学部4年生)、玉岡幸太郎助教)は、擬エントロピーと呼ばれる近年発見された量子情報量が、エンタングルメント・エントロピーの上限値を超えて大きくなるために必要な条件を明らかにしました。このような擬エントロピーの増幅は、量子多体系における量子相の分類をする上でも重要な役割をなすことが知られています。

この成果は、論文投稿サイトarXivのhep-thで6月29日に公開されました。

論文名:”Notes on Pseudo Entropy Amplification”(擬エントロピーの増幅について)
著者:Y. Ishiyama, R. Kojima, S. Matsui and K. Tamaoka

詳しくはこちらをご覧ください。
https://arxiv.org/abs/2206.14551