FAQ
Q1 ナノサイエンスに興味がありますが、高校では「化学」を履修しました。物理学科を受験できますか?
物理学科の一般入試科目は「外国語」、「数学」、「理科」の3科目です。このうち「理科」は、「物理」、「生物」、「化学」、「地学」の中から好きな1科目を選択します。ですから、「生物」や「化学」で、物理学科を受験することもできます(一般入試A方式第一期)。詳細は、学部ホームページの入学案内をご覧ください。
Q2 卒業に必要な単位数はいくつですか?
卒業に必要な最低単位数は124単位です。この内訳は、(1)総合教育科目16単位、(2)外国語教育科目8単位、(3)健康・スポーツ教育科目/コンピュータ科目5単位、(4)学科専門科目88単位、そして(5)自由選択科目7単位となっています。単位数の目安としては、週1回の講義科目の授業を半期受講すると2単位になると考えれば良いでしょう。ただし、演習科目や実験科目などではこの半分となります。
Q3 女子学生の比率はどのくらいですか?
入学年次によって違いますが、平均して1割より少し多い程度です。文理学部全体では約4割が女子学生です。
Q4 「物理学科」でもコンピュータ・プログラミングの学習ができますか?
物理学科では、コンピュータ教育に重点を置いています。2年次の「数値計算入門 1・2」で、コンピュータを基礎から学び、3年次では「計算物理学」で本格的な数値計算に取り組めます。さらに、4年次の「特別研究」で、理論系の研究室に所属すれば、コンピュータを駆使して自然界の現象を解析する素養を身に付けることができます。
Q5 日本大学には、文理学部と理工学部に、「物理学科」がありますが、その違いは何ですか?
一番の大きな違いは、定員数です。文理の物理の定員はわずか70名、理工の物理の定員は140名です。さらに文理の物理では、1年次の「自主創造の基礎」は10名程度のグループで授業を行います。学生一人一人に目が届くきめの細かい教育が文理の物理の特色です。
第2の違いはキャンパス環境です。理工の物理では、1年次は、千葉県の船橋キャンパスで、2~4年次は駿河台キャンパスで過すことになります。一方、文理の物理は、世田谷のキャンパスでの4年間一貫教育です。教員と学生の距離が非常に近い、それが文理・物理の一番の特長です。
Q6 将来、物理の先生と化学の先生のどちらになるか迷っています。
中学校での理科の先生が、高校では物理や化学など専門が分かれていますが、教員免許状としては、理科という教科で一括りとなっており、高校の理科の先生になるためには、物理・化学・生物・地学と4科目とも勉強する必要があります。先生を目指すのであれば、理科全般の知識を広げて欲しいと思います。
また、一部の自治体(例えば、東京都など)では、中学と高校の教員を一括して採用していますので、高校の理科の免許だけでなく、中学の理科の免許も併せて取っておくことが重要となります。
Q7 大学は、どれくらいお金が掛かりますか。
正確な入学金や授業料、施設設備費などの金額は、学部ホームページをご覧下さい。物理学科ではパソコンやノートパソコンの購入を必須にしていませんので、これ以外に必要な金額は、教科書代や参考書代、それから、サークルやゼミでの活動費程度だとお考え下さい。また、各種奨学金もございますので、お気軽にご相談下さい。
(注)教職コースなど資格取得にはコース費が設定されています。金額などはお問い合わせ下さい。