日本大学文理学部 物理学科

鈴木俊夫教授の論文が「Nature Communications」誌に掲載:陽子数Z=6が新しい魔法数になる証拠を捉える

本学科の鈴木俊夫教授の論文が「Nature Communications」誌に掲載:
陽子数Z=6が新しい魔法数になる証拠を捉える

大阪大学核物理研究センターを中心にした実験研究者と内外の理論研究者が協力して、核半径、電磁遷移率、殻ギャップエネルギーの新しい実験データを解析し、陽子数Z=6が炭素同位体において新しい魔法数になる証拠を得ました。鈴木俊夫教授は、中性子過剰炭素同位体核の殻ギャップエネルギーが殻模型に基づく理論計算で良く再現されることを示し、新しい魔法数の証拠を理論的側面から確認しました。

この成果は、2018年4月23日「Nature Communications」オンライン版に掲載されました。

https://www.nature.com/articles/s41467-018-04024-y
論文タイトル: Evidence for prevalent Z=6 magic number in neutron-rich carbon isotopes
「陽子数6が中性子過剰炭素同位体において魔法数である証拠」

(注)魔法数:特定の陽子数Z、中性子数Nを持つ原子核は特に安定となります。この数Z,Nを魔法数と呼びます。原子核の魔法数は通常、2, 8, 20, 28, 50, 82, 126 と考えられてきましたが、最近の中性子過剰核の研究の発展によって新しい魔法数が発見され続けています。今回、Z=6が新たに魔法数になる証拠が初めて得られました。

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