2026年10月10~11日に広島大学で開催された「量子ビーム×KCM²(キラルノット超物質)研究会」にて研究講演を行いました。本研究会は、量子ビームを用いた物性研究と、キラリティ(左右の非対称性)や結び目構造に着目した新しい物質科学との接点を探るもので、異なる分野の研究者による講演や議論が行われました。
講演では、曲がった時空における場の量子論と量子スピン系の対応関係を紹介し、磁気カイラル相互作用の一種であるジャロシンスキー・守谷(DM)相互作用を利用して、ブラックホール時空を量子スピン模型で再現する理論的枠組みについて解説しました。また、この枠組みに基づくブラックホール近傍の粒子ダイナミクスやホーキング放射の量子シミュレーションについても紹介しました。
(口頭) 山本大輔
磁気カイラル相互作用とブラックホール時空
量子ビーム×KCM²(キラルノット超物質)研究会
広島大学、広島、2026年10月10日
