会議参加・講演

量子物性若手交流研究会で研究発表を行いました(B4海老原、吉柳、坪井、馬場、七海)。

量子物性若手交流研究会の概要

日本大学、中央大学、近畿大学の量子物性物理学の理論を専門とする3グループ合同のセミナー合宿形式の研究会です。例年、2泊3日の日程で、参加学生1人当たり30分の枠(質疑応答を含む)で各々の研究についての口頭発表を実施します。しかしながら、2021年は新型コロナウイルスの社会的影響により、2020年と同様に規模を縮小してオンラインで実施します。開催期間は2日間です。

 冷却気体、量子磁性体、超伝導体、量子コンピュータ、量子シミュレータなどに関して活発に発表・討論し、研究の新たな方向性を切り拓きます。セミナーでの口頭発表、グループ間の交流、研究情報交換を通して学生の成長と研究の進捗を促すことを目的としています。一般参加者の聴講も可能です。

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山本研究室からの参加者のそれぞれの講演タイトルは以下です:
坪井 佑介  三角格子反強磁性体 CsCuCl3 の Néel 温度の圧力依存性について
海老原 昌平 量子三角反強磁性体 Ba3CoSb2O9 の磁気飽和直前の相の解明
七海 光一  フラストレート原子気体の超流動・Mott 絶縁体相転移
吉柳 健太  SU(3)トライマーの固有状態と新たな多色量子磁性の開拓
馬場 圭都  量子状態トモグラフィによる密度行列の再構成とその評価