電気通信大学の山鹿さんとの共同研究の成果論文をarXivに上げました。
この研究では、格子上を動くフェルミ粒子の量子状態について、粒子のラベルを入れ替えても変わらない成分を、少数の測定から再構成する方法を示しました。必要なのは、全粒子数の分布と、各粒子数ごとの一つの集団モードの占有率だけで、測定項目は系の大きさに比例して増えるだけです。冷却原子実験にも適用でき、複雑な多体量子状態を効率よく調べる新しい量子状態トモグラフィー手法です。
Shion Yamashika, Daisuke Yamamoto
Permutationally Invariant Quantum State Tomography for Fermions
DOI:10.48550/arXiv.2607.23579
