理化学研究所および青山学院大学との共同研究としての成果論文をarXivに上げました。ある種の系では、相互作用をサイン二乗型に変調することで開境界条件での基底状態が周期境界条件のものと一致する性質があることを利用して、量子相転移における臨界現象を議論する方法論を理論的に提示するものです。また、Rydberg原子配列を用いて実験的にも実装可能なことを議論しています。
Yuki Miyazaki, Shiori Tanigawa, Giacomo Marmorini, Nobuo Furukawa, Daisuke Yamamoto
A sine-square deformation approach to quantum critical points in one-dimensional systems
DOI:10.48550/arXiv.2512.14149
