お知らせ

1/22(月)に第10回CHS物理学科研究セミナーが開催されます

1/22(月)に第10回CHS物理学科研究セミナーが開催されますので、下記内容にご興味ある方は是非ご聴講ください。学内の方は申し込み不要ですので、時間になりましたら直接指定場所にお越しください。学外からいらっしゃる方は、学内者に連絡をとるか、yamamoto.daisuke21[アットマーク]nihon-u.ac.jpまでメールしていただいた上でご参加ください。

講演者 田島 裕康氏(電気通信大学大学院情報理工学研究科)
第10回CHS物理学科研究セミナー
日時:2024年1月22日(月)
   16:00~17:00
場所:日本大学文理学部 8号館 レクチャーホール
言語:日本語 タイトル:対称性・不可逆性・量子性の普遍的トレードオフとその応用 概要:対称性は物理学の指導原理の一つであり、一般相対論から物性物理に至るまでの幅広い分野で中心的な役割を果たす。この対称性が量子測定に対しても強力な制限を課す例として、Wigner-Araki-Yanase(WAY)定理が知られている。最近、このWAY定理を拡張して、様々な量子情報処理や熱力学過程、ブラックホール蒸発などに適用可能な不等式を発見した。本講演ではこの不等式の背景と、特に量子重力分野を中心とした応用について説明をする。