橋本研究室
日本大学文理学部 物理科学科 橋本研究室
日本大学文理学部
物理科学科
橋本研究室

(橋本研究室)

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〒156-8550
東京都世田谷区
 桜上水3丁目25番40号
文理学部 8号館 B棟

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教授:03-3329-1151
スタッフ:***
学生:***

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03-5317-9432
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-研究内容-

-燃料電池-
 最近話題となっている燃料電池は水の電気分解の逆反応を利用し、燃料から直接電気エネルギーを取り出す発電装置です。二酸化炭素の排出が少ないため環境にやさしく、エネルギーの変換効率が高いため自動車用電源や中規模型の発電所などに実用化が期待されています。
 燃料電池には電解質の違いにより4種類あります。中でも固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell)はエネルギー変換効率が高いとされています。さらに、排熱を利用して発電することも可能です。 現在電解質材料としてイットリア安定化ジルコニア(YSZ)が主に使用されていますが、作動温度が700℃〜800℃と高い為、燃料電池の構成材料が限定されてしまいます。
 本研究室では、YSZ以外の材料を電解質に使用することにより、SOFC の作動温度を低下させて構成材料の選択肢をひろげる研究をしています。
 例を挙げるとCe1-XAeXO2−δ(Ae=Gd,Sm)やLaGaO3系材料を新たな酸化物イオン導電体として研究しています。


-材料の熱膨張制御-
 正の熱膨張を持つ物質と負の熱膨張をもつZrW2O8をハイブリットすることにより、材料の
 熱膨張制御を目指しています。
 最近、ZrOとZrW2O8の複合化により、ゼロ膨張材料の作製に成功しました。


-結晶構造解析-
 X線、中性子、収束電子線回折を系統的に測定し、高機能性酸化物の正確な結晶構造解析を
 目指しています。
 最近ではLaCrO3のOrthorombic相を正確に出すことに成功しました。








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